今年のM-1は本当にコントばかりだったのか

今年のM-1が終わりました!

とろサーモン優勝おめでとう!

今までずっとギリギリ決勝にいけないところを見てきたので、

最後の最後で優勝できて本当によかったなぁと思います。

個人的なネタの好みとかはあるけど、

苦労した人が報われるのを見るとやっぱり感動しますね。

 

M-1復活してから3年間、明らかに決勝のレベルが上がってるというか、

全組おもしろくて本当にすごいですね。

結成15年まで参加可能になったのでそりゃ番組としておもしろくなってないとおかしいんですが、さや香とかカミナリみたいな若いコンビもしっかり活躍してて見ていてすごく楽しいです。

 

全組おもしろくて最高だったんですが、

漫才の大会なのにコントが多いっていう意見を今年も見かけましたね。

僕も以前このブログで漫才の形について簡単に書いたことがあります。

dueee.hatenablog.com

(嫌いなものばかり書くことに堪えきれず終盤好きな漫才の形について書いています)

 

そのときに書いた漫才の分け方っていうのが、

①二人とも素のキャラでしゃべっているように見える

②コントに入ってボケるがツッコミは(登場人物になるならないにかかわらず)素のキャラでツッコんでいる

③二人ともコントに入ってどう見ても普段とは別人格になっている(コント番組でもできる)

この3種類で、この順番通り個人的には①が一番好きというものでした。

 

このときは具体的な例は出さなかったんですが、

せっかくなので今回の出場者をこの3つに分けてみたいと思います。

あくまで僕の主観によるものなので意見は色々あると思いますし、

③の形だからといっておもしろくなかったと言ってるわけでもないです。

 

記憶に基づいて今日の出場者を振り分けてみると、

①→カミナリ、かまいたち、ミキ、ジャルジャル

①と②の間?→ゆにばーす、さや香とろサーモン(焼き芋屋さん)

②→とろサーモン(旅館)、スーパーマラドーナマヂカルラブリー

②と③の間?→和牛(ウェディングプランナー

③→和牛(旅館)

こんな感じです。

ツッコミを基準にして3つに分けてしまっていたので正直どこに入れたらいいのか判断つかないのもあるんですが、とりあえず直感で選ぶとこうなりました。

 こう見てみるとこれは漫才なのかって思ったのは最後の和牛くらいで、

言われてるほどコントばかりじゃなかったんじゃないかと思ってます。

 

和牛の旅館のネタに関しても、ツッコミの川西さんが旅館の仲居さんになっていましたが、ボケの水田さんは本人としてコントに入っていたので途中までなら②と③の間に入れたと思います。

ただ、最後の職業聞かれたところで「じゃらんで働いてる」と答えたのを見て、

(じゃあ水田さんでもないじゃん‥‥)と思ったので一応③になりました。

でもコントに入る前の「旅館の仲居さんが苦手」っていう会話がなかったら水田さんのキャラも伝わらないから、コント番組ではできないだろうし、やっぱり③とまではいかない気もします。

サンドウィッチマン宅配ピザとかハンバーガー屋さんのネタは、その職業の役になりきるのがボケのほうなのでコントでも漫才でも違和感なくできるのかもしれませんね。

 

なんか色々ごちゃごちゃ考えていましたが、とにかくどのネタもめちゃくちゃおもしろかったのでどうでもよくなってきました。

お笑い芸人さんのことを本当に尊敬してるので、これからも楽しく見ていきたいなと思います。