好き嫌いのセンス

音楽とか漫画の趣味について話をしているときに、
有名なのを好きだっていうとセンスが無いって言われて、
あまり人に知られてないのを言うとセンスがあるって言われるみたいな、
好き嫌いに対してセンスがあるとか無いとか言われることがよくあるけど、
作る側ならまだしも受け手の好みにセンスなんかあるのかなっていつも思ってる。

自分の好きなものを他人に勧めるときには、
数ある中から相手が好みそうなものを選ぶセンスとかは必要になってくるけど、
自分が何が好きで何が嫌いかなんてことに正解なんかあるんだろうか。

流行りの芸人が面白い、面白くないっていうのもよく話題になるけど、
それを好きだっていう人がいるんだからもうそれでいいだろってずっと思ってて、
面白くない派の人がわざわざ他人の趣味に文句をつけてるのが不思議でしょうがない。
もちろん面白いと感じてる人を攻撃するのがおかしいと思ってるだけで、「自分は面白くないって感じる」って言うだけなら何も問題ないと思う。その場の空気にもよるけど。

他人を否定するときは慎重にしないといけないと思って生きてきたから、自分の感情だけを根拠に他人を否定できる人に恐怖を感じるのかもしれない。

ちょっと話がずれた気もするけど、要は他人の趣味って口出しできるものじゃないなっていう考えに落ち着いた。